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竜王山(りゅうおう山)
所在地:茨木市大字忍頂寺より東
JR茨木駅、阪急茨木市駅より忍頂寺行きバス忍頂寺下車、東へ約900m。

茨木市に広がる老の坂山地は中世において山岳仏教の聖地で竜王山(510m)は忍頂寺山とも呼ばれ、その修行の場でした。頂上の近くには八大龍王を祀った小さな社があり、そばの宝池寺と山麓の忍頂寺(寿命院)は水信仰の対象で雨乞い寺として知られています。江戸期、麓を通る大坂から丹波に通じる亀岡街道は物資流通、西国巡礼の道として賑わいました。
竜王山全景 寿命院から登る道は足場が悪く、急です。
ゴロ石と落ち葉に足がとられます。
息が切れます。もっと体力作りをせねばと。
1人で歩くと少々寂しい。
まして行方不明者のポスターがあるとウッと来ます。
冬の木立。葉が落ちて山道が明るい。 忍頂寺バス停から来る道はコンクリ舗装でゆるい。
上の案内板と愛宕権現の間には宝池寺があります。この案内板からすぐにお地蔵様や石碑が宝池寺まで続き、ゆっくり、飽きのこない散策が出来ます。愛宕権現を過ぎるとすぐ山頂です。

←愛宕権現

愛宕神社は元来火防ぎの神として信仰されるものであるが京都の愛宕神社が、都の西麓を守る道祖神の性格を有したことから、早く地蔵信仰を習合した。竜王山の愛宕権現も京都愛宕神社より勧請したものであり、太平洋戦争中までは山頂付近に鎮座し、京都愛宕山を対拝する位置にあった。
  茨木市
たぬきの置物と道しるべ。 山頂間近、日が明るい。
竜王山について

龍王山は標高510mの独立峰で竜神を祀る霊峰として知られています。
東海自然歩道や茨木自然歩道が走り、七坂七不思議などの史跡が点在する茨木市のシンボルの山として親しまれています。
展望台からは北摂の峰々はもちろん、大阪市街や遠くは六甲山系までもが見渡せるすばらしい眺望が得られます。

展望台は平成14年度東海自然歩道再整備事業として平成15年3月竣工した。

茨木郷土かるた「北摂の雨乞いの山竜王山」

竜王山の竜神信仰は、17世紀末の元禄時代に盛んだったようである。竜神の信仰は、竜王山山頂近くの宝池庵の前にある八蓮宝池を中心に、雨乞いのお祈りがおこなわれた。
8世紀末の光仁天皇の皇子の開成皇子が、この地を訪れて八大竜王に会ったとき、皇子が「竜王であるならば、一時とも水を離れることはできないでしょう。」といわれたところ、竜王は笑って「御心配無用」と答え、持っていた杖で地をたたけば、たちまち池ができたとか。それ以来、この八蓮宝池は干ばつの年でも水をたたえている。開成皇子が会った竜王は、この池に住む雨の神といわれ、池のほとりには八大龍王をまつった祠がある。池畔には宝池庵があり、竜の骨といわれるものが寺宝として秘蔵されている。かっては、八蓮宝池のほとりで降雨のためのお祈りがされたといわれている。
   参考:「茨木の史跡」茨木市教育委員会より
展望台 展望台南より西へ
展望台より東(高槻から京都西山方面) 展望台より西(六甲山方面)
天気は良かったが、眺望はあいにく靄がかかり悪かった。再度挑戦します。


竜王山一帯の山里は天正年間キリシタン大名高山右近の領地で多くのキリスト教信者が居住し、秀吉の禁止令(天正15年)後も隠れキリシタンとして信仰を続けました。大正から昭和の初期にかけ、千提寺、下音羽地区からザビエル画像、キリスト磔刑像などの遺物が発見され、これらを保存するため、昭和6年市立キリシタン遺物資料館が建てられました。
展望台より南(大阪方面)

平成15年12月現在

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